考える水草

「考える水草」主宰:水沼佑太の冒険の記録

水沼佑太 John Muir Trail へ行く 7

サンフランシスコ 4日目
 
 
朝起きたら、もう賑やか。朝食を簡単に済ませ、外に出る。
 
昨日の夕方から町はごそごそと騒がしかった。今日サンフランシスコは遊園地。街がレインボーカラーに身をまとった人達で埋め尽くされている。
 
不足の品を買いに行こうと思っていたのだが、めっちゃくちゃ面白そうなので観覧してみた。個性あふれる団体がパレードしている。観客も大盛り上がり。なにがそんなに楽しいのかわからないけど、みんな笑顔でテンションあがって、自分も楽しくなる。
 

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いつもは考えないけど、LGBTってなに?なぜこんなにも多くの人が共感しているのか。その力にただただ驚いた。そうか、世界中でマイノリティーはいつも肩身の狭い思いをしているんだと気付かされる。ほんと、普段はほとんど考えてないことに気づく。さらに、とにかく力を合わせて行動していけば、こんな素晴らしいイベントが作れるんだ。なんだかほっこりするし、カラフルチアフルで見ていると元気がでた。
 
 
堪能したので買い物の続きを。
 
そうそう、お店は一応空いているけど、みんな、パレードに夢中。これもすごいね。日本だとイベントはイベント、お店はお店で必要な人たちが買い物にくると思うんだけど、ここは違った。ささやかだけど大きな違い。
 
 
不足の品々をATMから下ろしたお金でちょこちょこ使う。大事に使わないとな。あ、そうそう。ATMの前で出会ったおばさんが明日日本に行くということで手数料なしで両替してくれた。ちょっぴりラッキー。
 
 
お昼はお祭りの気分も含めて初めての外食。人が結構並んでるハンバーガー屋さん。今日のおすすめを注文。公園に行って食べる。これがうまかった〜。

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部屋に帰ったら、さっそく荷造り。買ってきた食料の半分はバケツに、残りは荷物に詰め込む。さぁ、無事に届いてくれと念じて蓋を閉める。

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部屋では人が入れ替わっていた。すっごい大きなおじさんと韓国の青年。
韓国の青年は、ロサンゼルスからサンフランシスコに来たのだけどものすごい怖い思いをしたようだった。気をつけようと思った。
 
彼は、私たちのザックを見てどこにいくのかとっても気になっていた。f:id:yutamizunuma:20180721164456j:plainシエラネバダの山に行くんだと伝えると、さっきの不安そうな顔が飛んで行っていいな〜っていう顔をしていた。こちらもめっちゃわくわくしていることを伝えた。
 
 
明日は荷物を発送するだけなので、観光することにする。